MacOSをCatalinaからMojaveにダウングレードしようとした話(TimeMachineのバックアップ無し)

正直Catalinaってどうなの?

Catalinaへのアップデートに伴ってMojaveの使用では起こらなかった不具合(不都合)が生じて苦労している人はたくさんいると思うし、私もその一人だ。

Catalinaは完全に64bitに移行した初めてのMacOSのバージョンで、まだ少し32bitアプリが存在している現段階では少し不便なところがある。1か月近くCatalinaを使ってきたが、そろそろ不具合(不都合)の連続に耐えかねてMojaveへのダウングレードを決行。

ダウングレードに当たって他記事では見当たらなかった症状に直面したので、もし同じ状況になった人の為に本記事を書くことにした。

OSの大幅アップデートの前には必ず
Timemachineでバックアップをとろう

いざダウングレードを決行しようと方法について調べるが、出てくるのはTimemachineというMacのバックアップ機能を利用したものばかりだ。

macOSユーザガイド - Apple サポート

他にも方法を調べてみたところ、Catalinaへのアップグレード時にTimemachineでバックアップをとっていなかった場合は、一度ディスク(PC上の全データ)を削除してからMojaveを再インストールする方法をとる他に手段がない様子。 不本意だが使用したいアプリがCatalinaでは動いてくれないので、止むを得ずフォーマットによるダウングレードをすることに。

こちらのサイトを参考にした。

Mac OSをダウングレードする3つの方法を詳しく解説 | スマホアプリやiPhone/Androidスマホなどの各種デバイスの使い方・最新情報を紹介するメディアです。

いざダウングレード

普段はGoogleDriveFileStreamを使っていてMacのデータはGoogleDriveに同期してあるのでバックアップ作業はそんなに大変ではなかった。

同期していなかったローカルデータをDriveに避難させたところで

1.MacBookProを再起動

2.リンゴマークが出たら ⌘+R でOSユーティリティを起動

3.ディスクユーティリティを開く

4.Macintosh HD を選択して削除

と、ここまでで現在インストールされているCatalinaを削除完了、あとはMojaveをインストールするだけ

のはずだった。

PC、それは突然落ちるもの

ようやくMojaveに帰れると思って安心したところでPCの画面が突然に暗くなった スリープ状態かと思い、トラックパッドを軽くなぞる

反応しない

キーを押してみる

反応しない

電源ボタンを押してみる

リンゴマークが表示される

なぜだか分からないが電源が落ちていたようだ。

少し経って画面を見てみるとこのようなアイコンが点滅している。

一切の操作が受け付けられない。

OSユーティリティを再度開くために

強制終了→再起動→⌘+R

この操作を行うもユーティリティは開かず、上のアイコンがただ点滅するだけ。

もしや、ディスクをフォーマットしたために起動プログラムまで消えてしまったのかもしれない

ネットで探しても同様の症状の人は見つからずパニック状態。

持ち込み修理にしても、近場のAppleStoreはまでは1.5時間かかる。
必要大至急とはいえこのご時勢、なるべく遠出は控えたい。

(何よりコロナでアルバイトが全て消し飛びお金がない、
以前にディスプレイ修理で6万円消し飛んだことを思い出した)

30分ほど色々試してみたが、どれもダメだったので最終手段、Appleのサポートに連絡を取ることに。

早速サポートページへ




お客様の製品は無償テクニカルサポートの対象ではないようです。


万事休す


もう30分さらにいろんな方法を模索するもどれもだめそうである。
いよいよAppleStoreへ必要大至急の外出をしなければいけないか?

無償サポートが切れた製品でも
"後日電話したい"から電話サポートを受けられた

回復方法を調べてもラチがあかなかったので、どうにか有料でも電話サポートを受けられないものかと考えもう一度Appleのサポートページへ。

https://www.apple.com/jp/
> サポート
> MacBookPro
> 下へスクロールし サポートが必要なときは (Get Support) >起動または電源 >該当するトピックがない >症状を記入 >"後日電話したい" >メールアドレスを入力 の順で操作を進めていく

すると、受付番号とappleの電話番号が出てきたので電話をかける

これでようやく藁にすがることができそうだ。
自分で色々試してダメだったから、果たしてサポートを受けたところで直るのか半信半疑だった。

Appleサポートのお姉さん本当にありがとう

上記の流れで電話によるサポートを受けられることになった。 状況を伝えたところ
Macを強制終了した後に「option + command + Shift + R」キーを長押しして下さい と伝えられた。

このコマンドも自分で試していたが、自分の場合は電源を入れリンゴが表示されたタイミングでコマンド入力をしていた。

指示通りに行うと、先ほどのファイルのマークではなくOSのインストール画面が表示された。
このコマンドでは、工場出荷時のOS(自分の場合はMojave)を再インストールすることができるらしい。

ネットワークの設定を行いこれでOSのインストールは無事に終了。

こんなにあっさり解決されてしまいポカーンとしていた。

OSインストール後

Mojaveインストール後は、初期設定を行い通常に使用することができた。
モハーヴェ砂漠のデスクトップを見て一気に安心。

動いてくれてよかった〜〜〜〜

まとめ

・OSのアップデート時には必ずバックアップを取る
・餅は餅屋、MacApple